料金が安いポケット型WiFiおすすめ比較ランキング2024年版

いつでもどこでも持ち運んでインターネットに接続できるポケット型WiFi、今回は月額料金が安いポケット型WiFi、モバイルWiFiサービスを紹介します。

ポケット型WiFiの種類

ポケット型WiFiはドコモ、ソフトバンクのワイモバイル、楽天モバイル、クラウドSIM、WiMAXなど含めると数十社あり、選ぶのが難しいのが現状です。

ポケット型WiFiは大きく分けると5種類あり、通信速度や通信容量、サービス形態などが異なります。

  • 携帯キャリア系(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)
  • WiMAX
  • クラウドSIM
  • レンタルWiFi(短期)
  • プリペイド式(チャージ式)

上記の種類に対して、ポケット型WiFiの端末そのものもたくさんの種類がありますが、持ち運んでネットに繋がるという点については違いはありません。

ポイントは利用者自身のニーズにマッチしているかどうか、複数のニーズを満たしているものは何かを考えて選ぶことが重要です。

安いポケット型WiFiを見極めるには実質費用を計算する

実質費用とは?

安いポケット型WiFiをお探しの方で単純に月額料金が安いからといって本当にお得かどうかはわかりません。

ここでお伝えしたいのは実質費用が安いかどうかを利用期間中に支払う月額料金の違いで比較することです。

実質費用は支払う料金ともらえる特典(主にキャッシュバック)を相殺する形で算出します。具体的には以下のような計算式になります。

実質月額費用=(月額料金✕利用月数+事務手数料+端末代-キャッシュバック額)÷利用月数

例えば、月額料金が4,268円、利用期間は2年間で24ヶ月、事務手数料3,300円、端末代27,720円、キャッシュバック10,000円と仮定します。そうすると以下のような計算になります。

(4,268✕24+3,300-10,000+27,720)÷24ヶ月=5,143円

月額料金は4,268円ですが、実質費用は5,143円となります。

端末代を踏まえて計算すると月額料金より実際には高い料金を毎月支払うことになることがわかります。もちろん、その逆もあります。キャッシュバック金額が大きいような場合には月額料金より実質安い料金となるケースも存在します。

そのような方法で実質費用の計算を行っていきます。その結果、以降に示す比較表の通り安い実質費用かどうか判断ができるようになりますので参考にしてみてください。

人気のポケット型WiFiを比較

ここではポケットWiFiで人気の高いサービスをいくつかピックアップして比較していきます。

以下の比較表では料金だけでなく実質費用を比較項目としてあげ、本当に安いのかどうかを判断できるようにしました。加えて、通信速度や通信量、端末(買取なのかレンタル)などの項目についても比較しています。

安い費用で使えることも重要ですが、利用シーンや用途、契約期間なども踏まえて比較検討していくことが大切です。

ポケット型WiFi実質費用通信速度通信量端末代
とくとくBB WiMAX4,174円最大4.2Gbps無制限27,720円
BIGLOBE WiMAX4,249円最大4.2Gbps無制限27,720円
5G CONNECT5,616円最大4.2Gbps無制限無料(レンタル)
楽天モバイル3,278円最大150Mbps無制限1円
ゼウスWiFi3,195円最大150Mbps100GB/月無料(レンタル)
クラウドWiFi3,993円最大150Mbps100GB/月無料(レンタル)
ポケット型WiFi比較表 ※価格は税込み

上記の人気ポケット型WiFiは実質費用で開きがありますが、速度や通信量、端末代を踏まえたもので端末代が高額でもキャンペーンにより割引やキャッシュバックにより実質費用が抑えられています。

とくとくBBやBIGLOBEはWiMAX+5Gの通信となり、au 4G LTE, 5Gの回線も繋がり、無制限に利用できるので人気となっています。

楽天モバイルについては端末代は新規契約で1円となっていますが、通信エリアとして楽天モバイルが主体となっていますので、他のポケット型WiFiと比べて少し不安定な部分はデメリットになります。ただし、料金は比較的安いので人気があります。

ゼウスWiFiやクラウドWiFi、最近安さで人気のぴたっとWi-FiはクラウドSIM対応モバイルのWiFiでクラウド上のSIMがその場所その時間で接続先キャリア(ドコモ, au, ソフトバンク)のネットワークに自動切替が行われるのでエリアは広くなっていますが、下り速度は150Mbpsと若干遅いのとネットワークの切り替えで通信が途切れることがあるので不安定となっています。

なお、月間100GBの通信量が確保されており、低容量であればさらに安い料金で使えるようになります。

端末はレンタルのサービスは比較的安い料金で使えますが、解約時に返却が必要になります。また、端末そのものはリフレッシュ端末(中古品)となることも認識しておく必要があります。

2024年ポケット型WiFiおすすめランキング

費用が安いポケット型WiFiおすすめランキング

ここでは安い費用で使えるポケット型WiFiについて、実質費用の安さ、通信速度や通信量などを踏まえ総合的にランキング化しました。

高額キャッシュバックが魅力で実質費用が安いモバイルWiFi「GMOとくとくBB WiMAX+5G」

GMOインターネットのWiMAX+5Gは他のWiMAXと比べて高額キャッシュバックとなっていますので業界最安クラスのポケット型WiFiです。

実質月額(2年)4,174円
月額料金1,089円×1ヶ月
3,784円×12ヶ月
4,334円×11ヶ月
最大下り速度4.2Gbps
通信量無制限
ネットワークWiMAX, au 4G LTE, au 5G
主なキャンペーンキャッシュバック25,000円
乗り換えでさらに追加キャッシュバック
公式サイトhttps://gmobb.jp/wimax/waribiki/

初月無料でサポートも充実「BIGLOBE WiMAX+5G」

BIGLOBE WiMAX+5Gは初月無料で使えるWiMAXサービスで、定額で使えるのでわかりやすい料金プランとなっています。

実質月額(2年)4,249円
月額料金3,773円×23ヶ月
最大下り速度4.2Gbps
通信量無制限
ネットワークWiMAX, au 4G LTE, au 5G
主なキャンペーン初月無料
キャッシュバック
公式サイトhttps://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/5g/

30日間お試しでも使える「5G CONNECT」

5G CONNECTはWiMAXのレンタルサービスでレンタル費用は月額料金込みとなっている点で途中解約しても残債の支払いがないのでおすすめです。旧端末なら少し安いプランもあります。

実質月額(1年)5,616円
月額料金5,250円
最大下り速度4.2Gbps
通信量無制限
ネットワークWiMAX, au 4G LTE, au 5G
主なキャンペーン30日間お試しOK
公式サイトhttps://5g-connect.net/

3GBまでなら1,000円程度で使える「楽天モバイル」

楽天モバイルのポケット型WiFiは月間3GBまでなら1,000円程度で使うことができます。たくさん使いたい場合でも無制限に使えますので安心です。それでも安い料金となっているので人気となっています。

実質月額(2年)3,278円
月額料金1,078円 ※3GBまで
2,178円 ※3GB~20GB
3,278円 ※20GB~
最大下り速度150Mbps
通信量無制限
ネットワーク楽天モバイル, au 4G LTE, au 5G
主なキャンペーン新規で端末1円
公式サイトhttps://network.mobile.rakuten.co.jp/

縛り無し・低容量ならさらに安い「クラウドWiFi」

クラウドWiFiはニッチカンパニー社が運営するクラウドSIM対応のモバイルWiFiです。通信容量ごとにプランがわかれており、20GBプランなら2,000円台で使うことができます。

実質月額(2年)3,993円
月額料金3,718円×24ヶ月
最大下り速度150Mbps
通信量100GB
ネットワークWiMAX, au 4G LTE, au 5G
主なキャンペーン
公式サイトhttps://www.wifi-tokyo-rentalshop.com/cloudwifi/

20GBなら980円から使える「ゼウスWiFi」

ゼウスWiFiはクラウドSIM対応WiFiでキャンペーン適用で20GBで980円から使うことが可能です。低容量で安いモバイルWiFiをお探しならゼウスWiFiもおすすめです。

実質月額(2年)3,195円
月額料金1,980円×10ヶ月+3,828円×14ヶ月 ※100GBプラン
最大下り速度150Mbps
通信量100GB/月
ネットワーククラウドSIM
(ドコモ, au, ソフトバンク)
主なキャンペーン利用開始6ヶ月間値引き
公式サイトhttps://zeus-wifi.jp/

ホームルーターとポケットWiFiどちらが良いのか?

UQコミュニケーションズのCMでも話題のUQ WiMAXのホームルーター。現在は光回線の代わりに選ぶ方が多いようです。

ホームルーターとモバイルルーターのポケットWiFiではどちらが良いのでしょうか。

実際にはメリット・デメリットがあり、用途と目的にあわせて選ぶのがポイントになります。

持ち運んで使うことが多い、自宅以外で利用したい場合はポケットWiFiを選びましょう。光回線の代わりに自宅で使うことを目的に選ぶならホームルーターがおすすめです。

WiMAXではホームルーターとモバイルルーターとで費用は同じですが、ドコモやソフトバンクのホームルーターは若干端末代が高いので注意が必要です。通常、月額料金に端末代が分割で含まれていますが、途中解約した場合は残債の支払いが発生するので注意してください。

プリペイド式ポケットWiFiも人気が高まっている

近年、プリペイド式のポケットWiFiも複数の事業者から提供されており、利用者が増えています。

プリペイド式のポケットWiFiとは、利用者は一定量の通信量が付与されたポケットWiFi端末を端末ごと購入し、通信量が切れるまで月額なしで使えるサービスです。

毎月の料金がかからず最初に支払う通信量込みの端末代を払うだけという考え方になります。

通信量がなくなればチャージして追加することができるので、必要なときに必要なだけ通信量を買って使うというギガを無駄なく使えるサービスです。

安いポケット型WiFiまとめ

安い費用でポケット型WiFiを使うなら目先の料金の安さでみるのではなく、利用予定期間に対して実質月額を算出して比較することで本当に安いかどうかを見極める必要があります。

また、安いだけでなく通信容量や通信速度についても利用シーンや用途などニーズに応じて重要視するかを確認して選ぶことが重要です。

なお、ポケット型WiFiを使う上でモバイルルーター端末の買取となる場合、端末代がかかってきます。通常分割した金額が月額料金に含まれていることが多いため、途中解約をした場合に残債の支払いが発生します。

分割年月を見据えた上で、短期利用の可能性があるなら若干割高になりますがレンタルのポケット型WiFiを選ぶと良いでしょう。